かつら(鬘)の使用

薄毛・脱毛症対策には、外用薬や植毛以外の他にかつら(鬘)の着用があります。
厳密に言えば、「かつら」は頭部全体に着用するものを指し、毛髪が薄くなっている場所に部分的に着用するのは「部分かつら」と言います。
また、かつらを英訳するとwig(ウィッグ)ですが、日本ではウィッグと言うと、薄毛を隠す目的のかつらよりは、ファッションを目的としたかつらというイメージがあります。

かつらは薄毛や脱毛症を改善するものではありませんが、薄毛による外見コンプレックスを減らし、精神的な安定を得られることが多いので、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上の意味で役立ちます。
また、かつらを着用すると、ヘアスタイルのアレンジの幅も広がりますので、特に女性にはおすすめです。

最近では、かつら自体のクオリティがとても高くなっています。
特に進化したのが生え際の処理で、以前のかつらでは生え際を自然に見せることが困難でしたが、人工皮膚の開発によって大きく改善されました。
化学樹脂による人工皮膚を頭部に接着させると、色が皮膚と同化してとても自然な生え際になるのです。
また、かつら用の毛髪は人毛を使用するのが一般的でしたが、最近では見た目や感触が人毛とほとんど変わらず、耐久性などで人毛をはるかに上回る、優れた人工毛髪も開発されています。
さらに、色や太さが自毛になるべく近いものを選ぶことができるなど、かつらの不自然さを無くすための、さまざまな工夫や選択も可能になっています。

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